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ロミオとジュリエット注釈

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【「ロミオとジュリエット」注釈】

[#注1]寡婦給与のこと。夫の死後妻の所有に帰するよう定められた土地財産。

【「ロミオとジュリエット」に関して】

この物語は、The Tales from Shakespeare:Designed for the Use of Young People(若き人々のためのシェークスピア物語)と題して、1807年に出版された本の中の一遍です。この本の著者はCharles&Mary Lamb(C&M.ラム)ですが、下に挙げた本の解説には、ROMEO AND JULIETはCharles Lambの執筆となっていたので、作者をCharles Lamb単独にしました。

この翻訳は、旺文社英文学習ライブラリー10「真夏の夜の夢他」(昭和38年3月15日初版発行)より、ROMEO AND JULIETを翻訳したものです。原文が、作者が書いたままだということで、原文に関しては著作権がすでに切れていると判断しました。なお、翻訳の際には上記本についていた対訳および注記を参考にさせていただきました。

一部《》によってルビをふってあります。

【訳者あとがき】

まずはじめに、翻訳に関して竹内さん、木邑(きむら)さん、katoktさん、yomoyomoさんに指摘を頂いたことを感謝します。

この作品も、シェイクスピア物語の一遍として執筆されたものです。作者によって「若き人々のための」と銘打たれただけあって、原作にある冗長さをカットし、わかりやすく仕上がっています。もちろん、冗長さの中にあった言葉遊びなどもカットされていますが。

この物語は、若い2人が(ジュリエットは8月1日をもって満14歳になる、と原作にあがっています)あったとたんに一目惚れして愛しあうというのを縦軸に、すべてを超越する力によって人生が否応なく流されていくさまを見せることをもって横軸とした物語となっています。シェイクスピアは、2人の愛は純粋であり、狂っており、端から見たら滑稽である(これはチャールズ・ラムによってだいぶ削られている)ことを何度も描いていきます。それなら、愛の軌跡を描くのかと思いきや、実は人生が移ろいゆくことを描きたかったかのように、悲劇が次々と2人のところに舞い降りてくるのです。愛の喜劇的真剣さ、そして人生の偉大さを伝えたこの物語を、小説として楽しんでいただきたかったので、「ロミオとジュリエット」をプロジェクト杉田玄白に登録することにしたのです。

この物語の英文は、非常に読みづらいです。1つの文が長く、1つの段落が異常に長いのです。たとえば、原文ではキャピュレット卿が開いた宴会のシーンは1つの段落なのです。まるで、煩雑な計算式を解いている気分になってしまいました。こんな物語を訳そうなんて、まさに私だけでしょうね。

劇のシナリオを書き慣れている方、ぜひ、シェイクスピアの台本を訳して、プロジェクト杉田玄白に登録して下さい。私には荷が重すぎます。それに私は、「あらし」と「お気に召すまま」を訳さないといけないので。

2000.10.23

原作:ROMEO AND JULIET(TALES FROM SHAKESPEARE)
原作者:Charles Lamb

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この版権表示を残すかぎりにおいて、商業利用を含む複製・再配布が自由に認められる。プロジェクト杉田玄白正式参加テキスト。

翻訳履歴:2000年10月23日,翻訳初アップ。
2000年11月12日,若干修正。
2000年12月9日,若干修正。
2000年12月29日,木邑 実(きむら)さんの指摘を反映。
2001年1月7日,katoktさんの指摘を反映。
2001年2月4日,若干修正。
2001年2月19日、yomoyomoさんの指摘を反映。
2006年8月6日、誤植を発見したので改訂。

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